合併症

十分なインフォームドコンセントを受けていれば問題はありませんが・・・

私は、不十分であったため当時「合併症」についての説明を受けていませんでした。
皆さんの術後の心配事としては、術式、術後、リハビリ等がメインとしてあるのではないでしょうか?
間違いではありませんが、「合併症」は非常に大切なので頭に入れておいて下さい。

友人、親族等が手術を行う際に本人に対し説明の有無の確認をすると不十分であった医師が多くいました。
こんな病院は超~怪しいと言えます!!

麻酔の方法には全身麻酔とその他数種の麻酔がありますが、今回は、全ての麻酔方法、呼吸器における外科手術で起こり得る幾つかの合併症についてご説明させていただきます。

脳梗塞・・・脳梗塞とは、脳を栄養する動脈の閉塞、狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養不足のため壊死、または壊死に近い状態になる事をいいます。なかでも、症状が激烈で(片麻痺、意識障害、失語など)突然に発症したものは、他の原因によるものも含め、一般に脳卒中と呼ばれる。

誤嚥性肺炎・・・肺炎も死に至る病ですので術後は特に注意したいものです。
口内や胃の内部にあるものが誤って気管に入ってしまい結果、流れ込んだ細菌等が繁殖し肺炎を引き起こすものであり高齢者が患うケースが高いです。
再発を繰り返す病気でもあるので注意して診ていくことが大事です。

(汚いタンが出たり、感じたことのない倦怠感、むせこむ回数が増える等です。ちょっとした異変をご自身で感じたら医師、看護師に伝えましょう。)
悪性高熱症・・・悪性高熱症とは、全身麻酔の併発症の一つで全身麻酔による最も志望率の高い疾患です。

主な症状として挙げられるのが、頻脈、高血圧、不整脈、筋肉の硬直、チアノーゼ等で血圧が不安定になります。また、時間が経過すると急激な体温上昇がはじまり40℃以上にもなります。

以上が考えられる合併症(私が軽いと考えられる症状等は省略させていただきます。)です。
術中、術後には予期せぬ合併症が起こってしまうこともあります。

不明点等をなくすためにドクターと対話をし、信頼関係を築くこと。
術前の課せられた訓練等をしっかりと行う。
慣れない入院生活の中で難しいかと思いますがストレスを溜めない!!などです。

くどくて大変申し訳ありませんが、以前に麻酔、薬や注射でアレルギ-、合併症が出たことのある方や血縁者に出たことのある方は必ずドクターに伝えて下さい。

このような既往歴を聞かないドクターは、超~怪しいといえます!!


何度も言いますが、起きてはいけない事故を防ぐために自身で出来ることは何があるのか考えてみて下さい。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP