病理診断

病理診断についてご説明致します。
細かいことは頭に入れなくてもよいという方は、飛ばしていただいて結構です。
手術を行った皆さんは手術によって採取した組織の病理診断を行います。
この病理診断結果を基に今後の治療の追加の有無や病巣の調査を行うのです。

病理診断とは、人体から採取されたものについて顕微鏡で観察し、病理学の知識や手法を用いて病変の有無病変の種類について診断することです。
術後の患者さんにとっては、病気の種類や進行具合、追加の治療等を行うか否かの判断材料として大変重要な医療行為であり略して「病理」と言われます。

画像診断や内視鏡検査で異常所見があった場合に病変部を採取して診断したり、病変の広がりや病気の程度を評価するために行われることもあります。
ものの種類や目的によって細胞診断、組織診断、生検(生体組織診断)、手術材料病理診断(肉眼診断を含む)、術中迅速病理・細胞診断、特殊病理診断などに分かれます。

術中迅速病理診断は通信回線を介して遠隔病理診断として行われることがあります。
病理診断の結果は、病気の種類や検査時間等で違ってきますが、皆さんは、退院後の外来診察で結果を聞けることでしょう。

そこで病気に対して今後、治療が必要なのか?
或いは経過観察でよいのか等。

はっきりとした回答が出来ないドクターは、超~怪しいと言えます!!

診断結果に納得がいかない!!
信用ならないということであれば他科の受診をお勧めします!!
(セカンドオピニオンのページをお読みください。)

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