手術後

手術が終了すると・・・

麻酔医や看護師さんから一言、二言、声がかかるはずです。
「○○さん大丈夫ですかー。終わりましたよ！」と・・・
麻酔が切れ、手術室で意識が半ば戻ってくることでしょう。
（麻酔量、病気の種類、手術時間、個人差によって違いがありますが、意識が完全に戻ってくると痛みが出てくるでしょう。）

手術室から自室、集中治療室に帰ります。この際にご家族と再会出来ます。
手術を受けた本人は意識が完全に戻ってない状態なので理解が難しいかもしれませんがご家族の皆様は、一言、声を掛けてあげて下さい。

術後の経過についてご家族にはドクターより報告があるでしょう。
この際にご家族の方はしっかりとした手術の説明を受けてください。
また疑問点があれば遠慮することなく疑問・質問をぶつけてください。

何度も言いますが皆さんはお客さんです！！
しっかりとした説明がないドクター！！
邪険な態度をとるようなドクターであれば、超～危険なドクターといえます！！

痛みが激しく辛い時は我慢せずに直ぐに看護師さんに知らせましょう。
麻酔・痛み止め等で身体をコントロールします。
何度も言いますが我慢は絶対にしてはいけません！！

痛みを軽減することが心肺機能を上げることに繋がり、喀痰をしやすくしますので我慢することは皆さんにとってマイナスの行為なのです！！
長時間の手術や様々な合併症から早期回復をするため多少の無理をしてでも動くよう看護師さんに言われるでしょう。

慣れない方は「そんな無理をさせるな！！」と思うかもしれませんが、医療行為上で大変重要なことで早期臨床（早い時期・段階でベットから離れるという考えです。床ずれの防止にもなります。）と言います。

あくまでも私の考えですが・・・
2度の手術を経験して言えることは、術後の安静は必要なく（ただし、許されている範囲内でお願い致します。チューブ類もついていますので・・・）自身で足を動かしたり

早期臨床の観点からもどんどん自分から動いて下さい！！
切除した物の病理診断（病理診断については別ページにてご説明します。）した結果が出ていれば皆さんにドクターから説明があります。

説明の内容は、①どのような種のものであったのか？②良性か悪性腫瘍③病気の進行具合はどうであったのか？④その他（再発の可能性はあるのか。追加の治療（放射線・抗癌剤治療等）を行うのか等です。）必ずあるはずですが・・・ないようであれば必要事項ですのでご自身で求めてください。

説明のない病院は超～怪しい病院です！！
最後に次回の来院予定を予約してゆっくりと休んでください。