術後の痛み

近年の医学、術式(当サイトでも少々触れました鏡下手術等)の進歩により患者の負担、痛み等は軽減されるようになりました。
傷口等も大きくカットすることなく小さな創ですみ手術時間も大幅に掛けることなく病巣を摘出することが出来ます。

が、手術によって身体をカットすれば当然、痛みが伴います。
皆さんを脅かすわけではありませんが、このページでは、術後の痛みや治療についてご説明させていただきます。

(私の経験を踏まえ開胸手術により起きる痛みについてご説明致します。)
開胸手術を行うと痛みを感じますが、痛みには種類があることを皆さんはご存知でしょうか?

慢性・急性期の2種に大別され慢性の痛みは、皆さんの自己回復とは関係なく痛みが継続したり痛みの強さが増したりするものです。
急性の痛みは、身体をカットしたために傷口の痛みが原因として起こり、徐々に和らいでいくものとされています。

個人差もあり痛みの残存や悪化もまちまちです。

くどいようですが、我慢は禁物です!!

痛みを我慢することにより精神的負担になり肉体的・精神的の両面の変調をきたすことがないよう注意して下さい。
主治医は、直接の原因である病巣のみを診がちです。
痛みを感じたら直ぐにドクターに現状、症状を告げてください。

患者の声に対して対応をとらないドクターが常駐する病院は、超~あやしいと言えます!!

まだまだ日本は、欧米に比べて遅れていますが・・・
痛みが治まらない、痛みが長引いているようであれば、主治医と相談するか、痛みの治療、診断を専門に行うペインクリニックという科もありますので受診をすることを検討してみてはいかがでしょうか?

(痛みがなかなか治まらない私は手術直後に多くの痛み止め(MSコンチン錠、ボルタレン、ペンタジン等)を試しましたが、効果が出ませんでした。

薬は必ず副作用がでるものです!!

自分の身体に効果の出ないのであれば服用は避けるべきです。
ペインクリニックという科が皆さんが向かう病院に存在するのか?
(ペインクリニックは全ての総合病院に存在するものではありません。むしろほとんどの総合病院にないものです。)

常駐するドクターはどういった病気について専門の知識を持ち合わせているのかなどネットなどで下調べをしてから受診をしましょう。

何度も言いますが我慢は禁物です!!

高齢の方に多いのですが、薬を嫌い 痛みを我慢する方が多くおられます。
痛みを我慢し精神面に影響が出るようなことは避けなくてはいけません!!
ご家族もお声をかけ精神面のケアもしてあげることが大切だということを心にとどめていただければ幸いです。

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