手術当日は

手術当日は前日におおよその手術開始時間を聞かされているはずです。 
看護師さんからの指示があるまでは、リラックスして部屋で待機していて下さい。
私は、肺の手術だったのですが・・・
手術着に着替え、部屋で点滴、筋肉注射を行いストレッチャーで手術室に入りました。

手術室ではまず最初に患者本人で間違いないか名前の確認をします。
間違いがないことが確認されたら麻酔がかかります。
(私は全身麻酔でした。)

この時、不安を取り除こうと麻酔医、看護師さんが色々と喋りかけてくれます。
麻酔は吸入麻酔でした。(マスクを口にあてて麻酔を吸入する方法です。)
当然、麻酔がかかれば意識はありません。
麻酔がかかる前に「麻酔はどんな麻酔ですか?教えてください!」と聞いて下さい。

教えてくれない!!
面倒くさそうな態度をみせる!!
こんな麻酔医に自分の体を預けるのは危険です!!
こんな病院は超~怪しいです。

確認事項の一環として、緊張感をより持ってもらうために聞いてみてはいかがでしょうか?
起きてはならない事故を防ぐために・・・

手術を受ける患者さんが、お子さんの場合は、前日までに親御さんが必ず確認して下さい!!
皆さんもご存知かとは思いますが、先日、某病院でありえない事故が起きてしいました。

(2歳の男児が手術中に通常の2.5倍の麻酔薬「プロポフォール」を投与され死亡する医療事故です。)
大量に投与すると呼吸が止まることがあるため重篤で運び込まれるICUでは、子供に使用することは、原則禁止となっています。

薬には添付文書というものがあります。
(説明書のようなものです。)
その添付文書を確認せずにICUの小児患者55人にプロポフォールを投与していたということです。

さらに、男児の手術を執刀したドクターが、「ICU(集中治療室)小児の人工呼吸管理下において、このプロポフォールが禁忌ということは、耳鼻咽喉科全員が理解しておりませんでした。

ICUにおける鎮静薬の決定はICU専門のドクターがしており、その決定についての責任は私にはない」等と公の場で・・・
責任逃れとも言える発言をする。

こんな病院は怪しいではなく・・・
100%クロ!!
転院をお勧めします!!

手術終了後はドクターや看護師さんから一言二言話しかけられます。
その時の容体によりますが、言葉は聞き取れるはずです。
(私は2度目の手術は難しい手術であったため意識が戻ったのは、2日目であったため聞き取れませんでした。)

意識や時間の経過により痛みが増してきます。が、坐薬、注射、点滴などで痛み止めをしますので問題はありません。
痛みを我慢するのはよいことではないので我慢せず看護師さんに申し出て下さい。
(私は、術後肺炎の予防のため、タッピングや深呼吸で痰を出したりしました。)

術後は、兎に角、余計なことは考えずに身体の回復と休むことだけを考えて下さい。

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