ジェネリックを拒む医者には要注意!

皆さんは「ジェネリック医薬品」をご存知でしょうか?
聞いたことはあるけれどどんなものかー?
判らない方にご説明します。

別名:「後発品」等と呼ばれ新薬の特許期間が満了後、厚生労働省の承認を得て製造・販売される薬のことです。

新薬(先に市場に出回っている薬です。)に比べて開発費が大幅に削減できるため、新薬と同等の有効成分・同等の効き目があり薬価、薬の価格を低く抑えることができます。

ジェネリックは先発品に比べて安価であり、患者の医療費負担を軽くするだけでなく、国全体の医療費削減にも大きく貢献することが期待されています。
(現実、欧米に比べてかなり後れをとっていますが・・)

なんだか難しいな~と思われている方にコーラ・ペプシコーラと○○コーラのような関係だと言えば解っていただけるでしょうか。

頭痛薬にしても「ロキソニン」、「バッファリン」、「イブ」等がありますよね。
皆さんが風邪をひいて内科を受診しドクターが薬を処方する際に言いましょう。

「ジェネリックでお願いします。」と・・・
ドクターに直接言いづらいという方は受付のナースに言付けをして下さい。

話が少々、それてしまいましたが、皆さんが長期に渡り薬を服用しなければならなくなってしまった場合に大変重要ですのでお話します。
薬が同じ有効成分であり薬価が低ければ皆さんが負担する医療費が格段に違うはずです。

私の医療費にてご説明しますと服用しているノルバッテクスが1錠:322.4円、現在、販売されているジェネリックであるタモキシフェン錠「日医工」、「サワイ」は76.2円です。
1錠分の差額が246.2円になります。

医薬品が市場に出てくる時期によって違いもありますが、ジェネリックと新薬の価格を比べてみましょう。

1日分の差額:246.2円×365日分=89836円であり、年間89836円お得であることが判ります。

ちなみに私は、薬物動態、難病、起こりえるかもしれない副作用等を鑑みジェネリックへのスイッチはされず服用し続け15年になります。89836円×15年=1347945円の医療費負担になります。

実際に数字を確認するとへこみます!

治療方法の説明があり、薬の説明も受けた後に医師の処方した薬がジェネリック(後発品であるか?)であるのか問いただしてみて下さい。

薬の知識がないのは問題外ですが・・・

ジェネリックを拒んだり、難色をしめすようなドクターであれば要注意な医者であると言えます!

薬の知識がなければその場で調べ皆さんに解説しなければいけません。

またドクターと製薬会社は密な関係と言えます。
製薬会社は薬を買ってもらうためにドクター、病院に便宜を図ります。
こちらのページでは詳しく書きませんが・・

開業した医者であれば点数稼ぎのために少しでも高い薬を処方する医師が多く存在します。

病気を治す、治療に必要な薬は当然、必要ですが少しでも処方された薬に違和感を覚えるようであれば、直接医師に問いかけて下さい。
「必要ですか?」と。

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